柿本 人麻呂 |
軽皇子、安騎の野に宿る時に、柿本朝臣人麻呂の作る歌(東の野) |
東の 野にがぎろひの 立つ見えて |
山上 憶良 |
沈痾の時の歌一首(病に沈みし時の歌) |
士やも 空かるべき 萬代に |
山部赤人 |
富士の山を望る歌一首并せて短歌♪♪ |
天地の 分れし時ゆ 神さびて |
安部 仲麿 |
唐土にて月を見てよみける |
天の原 ふりさけ見れば 春日なる |
小野 小町 |
題しらず / 花の色は |
花の色は 移りにけりな いたづらに |
菅原 道眞 |
流され侍りける時、家の梅の花を見侍りて(東風吹かば) |
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 |
紀 友則 |
櫻の花の散るをよめる |
ひさかたの 光のどけき 春の日に |
兼明 親王 |
七重八重(山吹)♪♪ |
七重八重 花は咲けども 山吹の |
静 御前 |
静 若宮八幡へ参詣の事(しづのをだまき) |
しづやしづ しづのをだまき くり返し |
西行 法師 |
三夕の歌「こころなき」♪♪ |
心なき 身にもあはれは しられけり |
寂蓮 法師 |
三夕の歌「さびしさは」 |
寂しさは その色としも なかりけり |
藤原 定家 |
三夕の歌「みわたせば」 |
みわたせば 花ももみぢも なかりけり |
源 實朝 |
はこねにまうづとて(伊豆の海) |
箱根路を われ越えくれば 伊豆の海や |
本居 宣長 |
山ざくら |
敷島の 大和心を 人問はば |
良 寛 |
月よみの(山路) |
月よみの 光をまちて かへりませ |
吉田 松陰 |
身はたとひ |
身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも |
山岡 鐵舟 |
富士 |
晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 |
石川 啄木 |
ふるさとの山 |
ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし |
若山 牧水 |
白鳥は♪♪ |
白鳥は かなしからずや 空の青 |
島木 赤彦 |
諏訪湖畔 |
みづうみの 氷は解けて なほ寒し |
今井 邦子 |
山水 |
真木ふかき 谿よりいづる 山水の |