新設:2005-02-09
更新:2017-11-01
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吟題 |
構成 |
作者 |
吟じ出し |
静御前(繰絲)♪♪ |
漢詩 |
頼 山陽 |
工藤の銅拍秩父の鼓 幕中酒を挙げて汝の舞を観る |
和歌 |
静 御前 |
しずやしず しずのおだまき くりかえし |
静御前 |
漢詩 |
松口 月城 |
紅唇綻び出ずる 想夫憐 舞い去り |
和歌 |
静 御前 |
よしのやま みねのしらゆき ふみわけて |
和歌 |
静 御前 |
しずやしず しずのおだまき くりかえし |
月夜荒城の曲を聞く |
漢詩 |
水野 豊洲 |
栄枯盛衰は 一場の夢 想思 |
唱歌 |
土井 晩翠 |
春高楼の花の宴 めぐる盃かげさして |
稗搗の歌 |
漢詩 |
松口 月城 |
屋島之浜 壇の浦の辺 平家の |
民謡 |
|
庭の山椒の木 鳴る鈴かけて |
悲恋毬藻の歌 |
漢詩 |
佐佐木 岳甫 |
秘煙千歳 阿寒の岳 碧水 |
短歌 |
佐佐木 岳甫 |
わが恋は 阿寒の湖の 水底の |
石童丸 |
漢詩 |
松口 月城 |
西を訪い東を尋ねて 父を得ず 夕陽 山に沈みて |
今様 |
玉宗 |
麓の母を案じつつ 心細道ただ一人 |
和歌 |
行基 |
ほろほろと 鳴く山鳥の 声きけば |
今様 |
玉宗 |
尋ぬる父とは知らねども 互に通う親と子の |
名鎗日本號 |
漢詩 |
松口 月城 |
美酒元来吾が好む所 斗杯傾け尽くして人驚倒す |
今様 |
|
酒は飲め飲め飲むならば 日の本一のこの鎗を |
<注>
- ここでいう「構成吟」とは、「漢詩+その他区分・形式の詩歌」をいい、便宜的に分類したもので、比較的短い時間で吟じられるものです。
- 吟詠大会で、40~50分かけて上演される「構成吟」は、ある主題に基き、漢詩・和歌・俳句などの詩歌吟詠に、舞・書・映像・ナレーション・その他を組合せて演じられます。