俳諧歌例示
吟詠詩歌 漢詩例示
「俳諧歌撰」収載作品
新設:2013-04-20
更新:2017-11-01

「俳諧歌撰」~日本詩吟学院 吟詠教材シリーズ1~の収載作品を全て紹介します
「俳諧歌撰」収録作品は、本「按針亭」の「詩吟教材索引」に 2015年5月5日第6次改訂時に 収載したが、本ページには各作品の出典も掲載しているので、一部改訂のうえ、本ページを継続することにした
  • 「吟詠普及」欄の「諧」は「俳諧歌撰」を 続く数字は収載ページを示す
  • 「吟詠教音」欄の「諧」は「俳諧歌撰CD」を 続く数字はCD第1~2集とトラック番号を示す
  • 「一茶全集第5巻」欄は 信濃毎日新聞社刊で 本ページ収載作品が収録されているページを示す

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番号 区分 形式 構成 吟題 吟じ出し(第1句~第3句) 作者 吟詠普及 吟詠教育 出典・原作 一茶全集
第5巻
一茶謎の
俳諧歌
1165 俳諧歌 夏野ゆく 夏野ゆく小鹿の角の束の間も 柿本 人麻呂 諧-002 C諧1-01 万葉集
4-502
1166 俳諧歌 痩せたる人を嗤咲ふ歌二首 1 岩麿にわれ物申す夏痩に 大伴 家持 諧-004 C諧1-02 万葉集
16-3853
1167 俳諧歌 痩せたる人を嗤咲ふ歌二首 2 痩す痩すも生けらばあらむをはたやはた 大伴 家持 諧-006 C諧1-03 万葉集
16-3854
1168 俳諧歌 七月六日たなばたの心をよみける いつしかとまたく心をはぎにあげて 藤原 兼輔朝臣 諧-008
俳-084
C諧1-04 古今和歌集
19-1014
1169 俳諧歌 題しらず むつ言もまだ尽きなくに明けぬめり 凡河内 躬恒 諧-010 C諧1-05 古今和歌集
19-1015
1170 俳諧歌 秋の野に 秋の野になまめきたてる女郎花 僧正 遍昭 諧-012 C諧1-06 古今和歌集
19-1016
1171 俳諧歌 枕より 枕よりあとより恋のせめくれば 作者 不詳 諧-014 C諧1-07 古今和歌集
19-1023
1172 俳諧歌 富士の嶺の 富士の嶺のならぬ思ひに燃えばもえ 紀 乳母 諧-016 C諧1-08 古今和歌集
19-1028
1173 俳諧歌 人に逢はむ 人に逢はむ月のなき夜は思ひおきて 小野 小町 諧-018 C諧1-09 古今和歌集
19-1030
1174 俳諧歌 世の中の 世の中の憂きたびごとに身をなげば 作者 不詳 諧-020 C諧1-10 古今和歌集
19-1061
1175 俳諧歌 うけがたき うけがたき人と生まれてなよ竹の 小林 一茶 諧-022 C諧1-11 父の終焉日記 一茶-526 謎諧-046
1176 俳諧歌 大乗寺地獄画 足引の剣の山にむかふ身の 小林 一茶 諧-026 C諧1-12 文化句帖 一茶-527
1177-1 俳諧歌 詞書 俳諧歌 かぢ枕 よべ子ひとつの比及となん 小林 一茶 諧-028 C諧2-01 文化句帖
1177-2 俳諧歌 詞書 かぢ枕 かぢ枕とまもる月に久かたの 小林 一茶 諧-029 C諧2-01 文化句帖 一茶-528
1178 俳諧歌 老楽の 老楽の重る年はかくすとも 小林 一茶 諧-032 C諧1-13 文化句帖 一茶-528
1179 俳諧歌 極楽も 極楽も此通りとや山吹の 小林 一茶 諧-034 C諧1-14 七番日記 一茶-529 謎諧-094
1180 俳諧歌 わり竹の わり竹のささら三八宿かして 小林 一茶 諧-036 C諧1-15 七番日記 一茶-529 謎諧-212
1181-1 俳諧歌 詞書 俳諧歌 金が降る 上総国富津の浦に、みゝつ貝といふかひ有りけり 小林 一茶 諧-038 C諧2-02 株番
1181-2 俳諧歌 詞書 金が降る 金が降る金が降るてふ白雨を 小林 一茶 諧-040 C諧2-02 株番 一茶-530 謎諧-072
1182 俳諧歌 老の阪 老の坂上りつめたる小車の 小林 一茶 諧-044 C諧1-16 志多良 一茶-532 謎諧-054
1183 俳諧歌 乞食 桜さく木の下かげに乞食して 小林 一茶 諧-046 C諧1-17 志多良 一茶-532
1184 俳諧歌 梅の花ちらぬ先にと鶯の 小林 一茶 諧-048 C諧1-18 志多良 一茶-532
1185-1 俳諧歌 詞書 俳諧歌 老木桜 或る山寺にうつろ木の一なん 小林 一茶 諧-050
俳-086
C諧1-19 志多良
1185-2 俳諧歌 詞書 浅ましの 浅ましの老木桜や翌が日に 小林 一茶 諧-051
俳-086
C諧1-19 志多良 一茶-532
1186 俳諧歌 隠れ蓑 隠れ蓑かくれぬ物は世の中の 小林 一茶 諧-054 C諧1-20 七番日記 一茶-533
1187 俳諧歌 けふけふと けふけふとうき世の中を古家の 小林 一茶 諧-056 C諧1-21 七番日記 一茶-535 謎諧-088
1188 俳諧歌 世の中の 世の中のよき印にや秋空に 小林 一茶 諧-058 C諧1-22 七番日記 一茶-535
1189 俳諧歌 世の中は 世の中はあなたまかせぞ七ころび 小林 一茶 諧-060 C諧1-23 七番日記 一茶-535
1190 俳諧歌 降りしける 降りしける雪のなげきの七ころび 小林 一茶 諧-062 C諧1-24 七番日記 一茶-536 謎諧-164
1191 俳諧歌 翌もあり 翌もありあさてもありと露の世の 小林 一茶 諧-064
俳-089
C諧1-25 七番日記 一茶-537 謎諧-022
1192 俳諧歌 人の道 人の道しらざる山に鶯の 小林 一茶 諧-066 C諧1-26 七番日記 一茶-538
1193 俳諧歌 欲あかの 欲あかの汚れ込んだるぼんのくぼ 小林 一茶 諧-068 C諧1-27 七番日記 一茶-539
1194 俳諧歌 楽みも 楽みもうれひもともに三ヶ月の 小林 一茶 諧-070 C諧1-28 七番日記 一茶-540 謎諧-122
1195 俳諧歌 吹風の 吹風のとがとがし世に大栗の 小林 一茶 諧-072 C諧2-03 七番日記 一茶-550
1196 俳諧歌 此所 此所清水ありとや迹連を 小林 一茶 諧-074 C諧2-04 七番日記 一茶-540
1197 俳諧歌 直なるも 直なるも曲がるも同じ世の中ぞ 小林 一茶 諧-076
俳-091
C諧2-05 七番日記 一茶-541 謎諧-112
1198 俳諧歌 あちへむき あちへむきこちへねぢれて山道の 小林 一茶 諧-078 C諧2-06 七番日記 一茶-541
1199 俳諧歌 おなじ心を 故郷に花もあらねどふむ足の 小林 一茶 諧-080 C諧2-07 おらが春 一茶-541 謎諧-166
1200-1 俳諧歌 詞書 俳諧歌 子を思ふ 紫の里近きあたり、とある門に、 小林 一茶 諧-082 C諧2-08 おらが春
1200-2 俳諧歌 詞書 子を思ふ 子を思ふ闇やかはゆいかはゆいと 小林 一茶 諧-083 C諧2-08 おらが春 一茶-541
1201 俳諧歌 降りながら 降りながら水と成行淡雪の 小林 一茶 諧-086
俳-093
C諧2-09 八番日記 一茶-541
1202 俳諧歌 行水に 行水にさらばさらばとあわ雪の 小林 一茶 諧-088 C諧2-10 八番日記 一茶-542
1203 俳諧歌 世に住ば 世に住ば手をすり足をすりこ木に 小林 一茶 諧-090 C諧2-11 八番日記 一茶-542
1204 俳諧歌 ながらへて ながらへて帰らん事も白川も 小林 一茶 諧-092 C諧2-12 八番日記 一茶-542
1205 俳諧歌 念佛坊 追風や後ろめたくも阿みだ笠 小林 一茶 諧-094
俳-095
C諧2-13 八番日記 一茶-542 (謎諧-052)
1206 俳諧歌 はづかしや はづかしや翌をもしらぬ此身ぞと 小林 一茶 諧-096 C諧2-14 八番日記 一茶-543
1207 俳諧歌 散花の 散花の枝にもどらぬなげきとは 小林 一茶 諧-098 C諧2-15 八番日記 一茶-544
1208 俳諧歌 掛乞の 掛乞の影さへ見ればかくれ笠 小林 一茶 諧-100 C諧2-16 文化句帖 一茶-545 謎諧-066
1209 俳諧歌 よしやよし よしやよしなくともあしを三文も 小林 一茶 諧-102 C諧2-17 文化句帖 一茶-546 謎諧-198
1210 俳諧歌 老ぬれば 老ぬれば作れる罪も永き日の 小林 一茶 諧-104 C諧2-18 文化句帖 一茶-547
1211 俳諧歌 ともかくも ともかくも風任せなるほそすすき 小林 一茶 諧-106 C諧2-19 文政句帖 一茶-548 謎諧-140
1212 俳諧歌 夕立の 夕立のまだ晴れきらぬ木の間より 小林 一茶 諧-108 C諧2-20 だん袋 一茶-548
1213 俳諧歌 老らくの 老らくのかきねに生ふるしらぎくの 小林 一茶 諧-110 C諧2-21 文化句帖 一茶-549
1214 俳諧歌 西東 西東北南と塵の身は 小林 一茶 諧-112 C諧2-22 文化句帖 一茶-549
1215 俳諧歌 降雪に 降雪にきのふもけふもくれ竹の 小林 一茶 諧-114 C諧2-23 文化句帖 一茶-550 謎諧-070
1216 俳諧歌 老の身は 老の身は寒さまけして何一つ 小林 一茶 諧-116
俳-097
C諧2-24 一茶辞典 一茶-550 謎諧-058
1217 俳諧歌 あながちに あながちに雀のみかは鶯を 小林 一茶 諧-118 C諧2-25 文化句帖 一茶-550 謎諧-024
1218 俳諧歌 鶯の 鶯の鳴て見せつつほゝほゝと 小林 一茶 諧-120 C諧2-26 文化句帖 一茶-550
1219 俳諧歌 乞食長者 紅葉ばのちりしく野辺にまろ寝して 小林 一茶 諧-122 C諧2-27 俳諧歌帖、真蹟 一茶-552
1220 俳諧歌 秋の夜を 秋の夜を隈無く明かす月影の 小林 晃 諧-126 C諧2-28 一茶謎の俳諧歌
215
謎諧-215
1221 俳諧歌 晦日も 晦日も一度ならば堪へもせむ 小林 晃 諧-128 C諧2-29 一茶謎の俳諧歌
218
謎諧-218
1222 俳諧歌 稲刈れば 稲刈れば月の田每の畔出て 小林 晃 諧-124 C諧2-30 一茶謎の俳諧歌
215
謎諧-215